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名張毒ぶどう酒事件 再審の可能性も…最高裁が差し戻し(毎日新聞)

 三重県名張市で1961年、農薬入りのぶどう酒を飲んだ女性5人が殺害された「名張毒ぶどう酒事件」で、死刑が確定した奥西勝死刑囚(84)の第7次再審請求に対し、最高裁第3小法廷(堀籠幸男裁判長)は5日付で、再審開始決定を取り消した名古屋高裁決定(06年)を取り消し、高裁に審理を差し戻す決定をした。小法廷は「事件で使われた農薬と奥西死刑囚の所持品が一致するのか事実が解明されていない」と判断し、高裁に新たな鑑定を行うよう命じた。再審が開始される可能性が出てきた。

【昭和毎日】名張市の毒ブドウ酒事件とは−−事件当時の写真、新聞紙面なども

 ◇農薬の再鑑定命じる

 決定は5人の裁判官全員一致の意見。事件発生から半世紀近くを経て、高裁で再審を開始すべきかどうかが改めて審理される。田原睦夫裁判官は「事件から50年近くが過ぎ、7次請求の申し立てからも8年を経過していることを考えると、差し戻し審の証拠調べは必要最小限の範囲に限定し、効率よくなされるべき」との補足意見を述べた。

 7次請求審では、奥西死刑囚が混入したと自白した農薬「ニッカリンT」に含まれている成分が、飲み残しのぶどう酒から検出されなかった捜査段階の分析結果の評価が争点になった。

 死刑を言い渡した名古屋高裁判決(69年)は「加水分解されれば成分が検出されないこともある」と判断したが、弁護側は異なる手法で行った新たな鑑定を基に「成分が検出されないはずはない」と主張。名古屋高裁は05年にこの主張を認めて再審開始を認めたが、高裁の別の部は検察側の異議に基づき「ぶどう酒の置かれた状況によって成分が検出されないこともある」と判断して取り消した。

 これに対し、小法廷は「混入されたのがニッカリンTではなかったのか、濃度が低く成分の反応が弱かったために成分が検出されなかっただけなのか、高裁が科学的知見に基づく検討をしたとは言えない」と指摘。ニッカリンTを使って捜査段階と同じ方法で鑑定を行い、審理を尽くすよう求めた。

 ◇名張毒ぶどう酒事件◇

 61年3月28日夜、三重県名張市葛尾の公民館で開かれた懇親会に参加した女性17人が、農薬入りの白ぶどう酒を飲んで倒れ、5人が死亡、12人が重軽傷を負った。「妻と愛人との三角関係を清算しようとした」と自白したとされる奥西勝死刑囚が逮捕、起訴され、1審津地裁は「自白は信用できない」と無罪を言い渡したが、2審名古屋高裁が逆転の死刑とし、72年に確定した。過去6回の再審請求はいずれも退けられた。

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